AKB48の向井地美音(18)、大和田南那(16)、谷口めぐ(17)、NGT48の北原里英(25)、加藤美南(17)が9日、T・ジョイ新潟万代で、8日に公開された映画「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」(石原真監督)の舞台あいさつを行った。

 同作はファーストカットが新潟で撮影されるなど、NGT48について触れられる場面も多い内容となっている。北原は「今回はNGTのこともたくさん取り上げていただいて、新潟県の映像も多くてうれしいなと思いました」と笑顔をみせた。

 加藤も「今年は新潟で総選挙が開催されて、NGTのメンバーが何人も紹介されたり、10周年の年に結成されたNGTのことがたくさん使われていることがうれしかった。私も『存在する理由』になれるように頑張っていきたいと思います」と話した。

 AKB4815期生の仮研究生となりながらも、正規メンバーになれず、現在はNGT48として活躍する荻野由佳(17)についてのシーンもあるという。向井地、谷口、大和田は荻野と同じ15期生のメンバーで、向井地は「由佳とはずっと話をしてて、私は今、AKBにいて、由佳は新潟で頑張っていてよかったと思う」と話し、15期生最後の昇格メンバーとなった谷口も「私は最後の最後まで仮研究生として頑張ってきて、(荻野らと)演技のレッスンとかもしていた。そこが今回映されていて、仮研究生はレッスン期間があって、つらかった時もあったけど、その時期を乗り越えてきた。荻野由佳ちゃんも活躍されて、がんばってるんだなと思いました」とかつての仲間へ思いを寄せていた。

 最後に北原が「この映画をみて、本当に世代交代するときが来たんだと思いました。いつかNGT48のドキュメンタリー映画ができる日がきたらいいな。それぐらい波瀾(はらん)万丈な楽しいチームにしていきたいと思います」と締めると、観客から大きな拍手が巻き起こった。

 この日は石原真監督も出席し、長岡市のT・ジョイ長岡でも同メンバーで舞台あいさつを行った。両会場ともチケットは完売したという。