NGT48が20日、東京ドームシティホールでグループ初となる単独コンサートを行い、今春発売のメジャーデビューシングルの詳細を発表した。4月12日にアリオラジャパンから発売され、センターは中井りか(19)が務める。選抜メンバーにはチームN3メンバー16人がそのまま選ばれた。

 発表は、アンコール後に大型スクリーンに徳光和夫氏(75)が生出演で登場する形で行われた。徳光氏が「センターは私でも読める字です。中井りか!」と読み上げると、2000人のファンから一斉にどよめきが起こった。中井は体を震わせながら驚いた表情をみせ「大変だと思いますけど、0番(センター)というポジションを任せられたからには、センターに恥ずかしくないくらいの人になります」と声を絞り出した。NGT48はAKB48シングルのカップリング曲でオリジナル曲を2曲出しているが、中井がセンターになるのは初めてとなる。

 この日はAKB48と兼任する柏木由紀(25)と研究生10人を含む26人全員が出演して計31曲を披露。高倉萌香(15)がセンターポジションに立って欅坂46の「サイレントマジョリティー」を披露したほか、アンコール前には小熊倫実(14)が得意の大太鼓を披露するなどして盛り上げた。同ライブは今月10日にNGT48劇場オープン1周年を迎えたことに伴うもので、高倉は「こうしてライブができることに感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを忘れずに頑張りたい」と話した。