出演したメンバー66人の中には、地元埼玉県出身のメンバーが4人いた。惣田紗莉渚(25)は「GALAXY of DREAMS」で、両手にペンライトを持った光のダンス演出などでファンを魅了した。

 4年前のさいたまスーパーアリーナ公演の際には、まだドラフト生として加入したばかり。「入ってまだ1カ月とかで、初めてサイリウムを振ってくれるファンの方を見つけて、うれしかった。成長した姿でここに立てるのはうれしくて、感動しました」と感慨深げだった。

 SKE48は今年で劇場公演デビュー10年目を迎える。惣田は自分が在籍した4年間を「4年前からファンの皆さんの温かさだけが変わらなかった」と振り返った。さらに「この温かさは、10年変わらずあり続けたものだと思う。11年、12年と、ずっと続くようなグループであってほしいな」と願いを口した。先輩の須田亜香里(26)からは「成長が見られるコメントですね。惣田の写真集もよろしくお願いします」と、初写真集「うらばなし」のPRも込みで褒められ、うれしそうだった。

 ほか松村香織(28)、矢作有紀奈(23)大芝りんか(16)も埼玉県出身。6日に朝霞警察署長の1日署長を務める松村は「あれから4年たって、メンバーの入れ替わりはあったけど、ファンの方が付いて来てくれているのはうれしいです」と感謝した。矢作は「友達から『明日、何をするの?』って聞かれて、『さいたまスーパーアリーナでライブする』ってドヤ顔で言えて、うれしかったです」と笑わせた。さらに、研究生の大芝が「次は正規メンバーとしてこのステージに立ちたい」と決意を明かすと、激励の歓声が起きていた。