SKE48チームK2が6月30日、名古屋市のSKE48劇場で、「最終ベルが鳴る」公演初日を迎えた。

 チームとしては7つ目の新公演で、16年6月に始まった「0Start(リスタート)」公演以来、約2年ぶりの新セットリストでの公演となった。

 開演前には報道陣らを対象にゲネプロ(公開通し稽古)を行い、公演タイトルでもある「最終ベル-」や「シャムネコ」など16曲を披露し、ユニット曲では松村香織(28)のぶっ飛び告白が飛び出した。

 松村はリーダー大場美奈(26)青木詩織(22)と3人で、所属メンバー20人を毒舌気味に紹介する「20人姉妹の歌」を担当した。曲中の掛け合いで、大場から「今まで付き合った男性の人数は?」と聞かれ、「ちゃんと付き合ったのは4人」と回答。青木からは「貯金額は何ケタ?」と問われ、「後輩にたかられるもん」と固辞していたものの、指を4本、差し出し、「4ケタ万円」であることを暴露した。それを見た大場は「4ケタあるんだね、貯金が…」と絶句した。

 ゲネプロ後の囲み取材では、惣田紗莉渚(25)が「アイドル(活動)だけでためたんですかね?」と、歌舞伎町のキャバクラでの勤務経験がある松村に、直球すぎる疑問を投げかけていた。さらに大場が「私は3ケタですよ」と、松村に負けじと明かすなど、お姉さんメンバーたちの怖いもの知らずな発言が相次いだ。

 「最終ベル-」は、かつて大島優子、秋元才加らが在籍したAKB48チームKなどが行った演目で、SKE48が挑戦するのは初めてとなる。演目について大場は「難易度が高くて、表現力も大人向けな曲が多くて、ユニット曲のジャンルもバラバラ」と説明。その上で、セットリスト決定の理由を「現状より成長することを考えたとき、自分たちパフォーマンス力を上げる、表現力を上げる目的で、スタッフさんが探してくれて決まりました」と明かした。

 09年のチーム結成からただ1人、生粋のK2メンバー高柳明音(26)は、仲間との絆を歌った「支え」で、ゲネプロと本番とも大泣きした。「仲間がいるから今の自分がいる。支えっていい曲だなあ」と、しみじみ語っていた。

 初日の出演メンバーは以下の通り。青木詩織、荒井優希、内山命、江籠裕奈、太田彩夏、大場美奈、小畑優奈、北野瑠華、惣田紗莉渚、高木由麻奈、高柳明音、竹内彩姫、日高優月、古畑奈和、松村香織、水野愛理