3日間に及ぶ祭典のトリは、HKT48が務めた。フェスのチェアマンを務める指原莉乃(25)を筆頭に、現センターの田中美久(17)ら選抜メンバーが出演。「桜、みんなで食べた」や「しぇからしか!」「メロンジュース」と、コンサートでも定番の人気曲でオープニングを飾った。

 この日は宮脇咲良(20)が出演しなかった。代わって抜てきされたのは、新人のドラフト研究生、13歳の渡部愛加里だった。1月の第3回ドラフト会議で、HKT48チームHに指名された、いわば指原の秘蔵っ子。指原が「紹介したい子がいます。渡部愛加里ちゃんは、デビューから4カ月で、フルでステージに出るのは今日が初めてです!」とファンに呼びかけると、渡部は「初めまして! 渡部愛加里です。皆さん、『あかり』コール、お願いします!」と堂々とコールを要求。続く「ウインクは3回」や、アンコールの「早送りカレンダー」でセンターを務めた。

 HKT48はこの夏、恒例のツアーなどは行わず、グループの夏の予定を聞かれた指原は「特にないです。劇場が動いていれば、劇場公演があるので、ぜひ福岡に来て」と呼びかけていた。

 アイドルの真夏の祭典は、この日で終了。今年は過去最多となる207組のアイドルが出演した。