AKB48が劇場デビュー13周年を迎えた8日、恒例の特別公演を行い、チームA、K、B、4、8、研究生の109人が出演した。

13年の歴史を振り返るかのように、オープニングからシングル曲ラッシュで畳みかけた。最新シングルで、シングルでは最高難度のダンスと呼び声高い「NO WAY MAN」を岡田奈々(21)センターで披露すると、最初期の代表曲「会いたかった」、「制服が邪魔をする」、「軽蔑していた愛情」、「BINGO!」などがフルコーラスで続いた。

「夕陽を見ているか?」では、ただ1人の1期生峯岸みなみ(26)がイントロで「今日でAKBは13周年を迎えました。劇場に来ると、どんなことあってもほっとしました。メンバーとファンの皆さんに感謝しながら歌います」と、かみしめながらソロで歌い出した。峯岸に続き、3期柏木由紀(27)4期大家志津香(27)5期宮崎美穂(25)と、10期加藤玲奈(21)までが加入順にバラードを歌い上げた。

最初のMCには、在籍する10期まで、メキシコ留学中の入山杏奈や移籍メンバーを除く全員が登場した。加藤までで7人しかおらず、大家は「1~10期でこの人数しかいないんだ」とビックリ。さらに大家が「4期のしがみつき」、宮崎が「5期のお局」と、自虐的に自己紹介すると、会場から笑いが起きた。

加藤は、公演恒例の集合写真撮影で、先輩が卒業していくことを実感するという。「『後輩あるある』なんですけど、自分がどんどん前に来るんですよ。いつの間に1列目に自分が来たり」。すると宮崎が「毎年、2番目くらいなんですよ」と峯岸をチラリ。大家も「ある一定の時期から、(ポジションが)動かなくなるよ」と加藤に忠告していた。