AKB48が18日、千葉市内で全国握手会「オンラインお話し会&配信ライブ」を行った。

「全国握手会」は、CD(初回限定盤)の特典として付与される「握手券」で参加可能で、ミニライブとメンバーとの握手が楽しめるイベントだが、コロナ禍のため、オンラインによる配信ライブと「お話し会」として、前日17日から2日間にわたって昨年11月以来、約11カ月ぶりに開催された。

ミニライブには、総勢32人が出演。「サステナブル」「失恋、ありがとう」など10曲を披露したほか、少人数のユニットで4曲を披露した。再開している東京・秋葉原のAKB48劇場での公演では、少人数の出演に留めていた。グループ総監督の向井地美音(22)は「32人でパフォーマンスするのは久しぶりでうれしかったです。ファンの方が目の前にいないこと以外は、いつもの全国握手会と同じで、懐かしさもあります」。

柏木由紀(29)は「メンバー全員で集まれることもなかなかないです。改めて人数が多いのはグループの魅力の1つだと思います。たくさんのメンバーの中から推しメンを選べますし、誰かしら好みのメンバーが引っ掛かりますから」と話した。

オンラインによる「お話し会」では、これまでのような実際に会って、直接的なコミュニケーションを行うことはできないが、岡田奈々(22)は「不思議な気持ちがします」。向井地は「ファンの方が数秒でできるゲームを考えてくれたり、ペットと一緒だったり、握手会ではできないことでコミュニケーションをとってくれています」。柏木由紀(29)は「子どもができました! って赤ちゃんと一緒に出てくれたファンの方もいました。赤ちゃんは握手会には連れてこられないので、オンラインならではですよね」とエピソードを明かした。