SKE48荒井優希(23)が10日、東京女子プロレスの両国KFCホール大会「Don’t miss the signs」でシングルマッチで宮本もか(22)と対戦し、プロレス本格参戦5試合目で初勝利を挙げた。

試合終了後、取材に応じた荒井は「初めて勝利することができました。マグレじゃない? と思われるかもしれないですけど、練習してきたことが出せました」と笑顔を見せた。

宮本とは先月26日に同所でタッグマッチで対戦するも敗れており、得意技のかかと落とし「Finally」も止められた。「前回はそういう止め方もあるんだって、動揺してしまいました」。この日も、最初の「Finally」は1度止められたが「焦りましたけど、折れない心で2回出せました」と、宮本の脳天に突き刺した。初めてのスリーカウントも奪い「実感がわかなかったですけど、初めての感覚でした!」と興奮気味に振り返った。

5月4日に、タッグマッチで本格プロレスデビューしてから2カ月での初勝利に「デビュー戦はめちゃ前に感じます。とにかく、人生で一番濃い時間でした」と振り返った。「どんどん先輩たちにも勝っていかないといけない。まだまだ食らいついて成長した姿を見せたい」と前を向き、シングルのトーナメント戦「第8回東京プリンセスカップ」出場についても「東京女子の一員として、出られたら」と意欲的だった。