NGT48らーめん部の5人が、このほどTeNYテレビ新潟「嗚呼!NGT48らーめん部」(木曜深夜1時29分)のロケで佐渡を訪れた。当初は番組YouTubeチャンネルの登録者が6月末までに1万人を突破した場合にロケをする予定も達成ならず。それでもメンバーの熱意が実り、佐渡市観光振興課の協力もあって実現した。ラーメン店はもちろん、佐渡の魅力を伝えるべく、観光スポットを巡った。【大友陽平】

新潟港からカーフェリー「ときわ丸」に乗船し、佐渡・両津港に着いた。前日まで荒天が続いていたというが、メンバーを出迎えるように雨はやんだ。副部長の大塚七海(20)は「佐渡は小学校の修学旅行以来。楽しみです!」。

早速訪れたのは両津港から車で15分ほどの「トキの森公園」。園内の「トキふれあいプラザ」を訪れるとトキが食事をする時間に遭遇し、間近で見ることができた。部長の中村歩加(23)は「新潟のシンボルでもあるトキは、とても美しくて格好いい! 貴重な場面に遭遇できるところも魅力的!」と興奮気味。またこの日は佐渡最古と伝わる「西三川砂金山」跡地に立つ体験型資料館「佐渡西三川ゴールドパーク」も訪れ、真剣な表情で「砂金採り」に挑戦した。

翌日も晴天に恵まれると宿泊した「佐渡リゾートホテル吾妻」そばの海岸でシーカヤック体験もした。2人乗りのカヤックで海へ。真下華穂(21)は「頑張ってカヤックをこいだからこそ見えた景色が達成感も含めてとても気持ち良かったです!」。真下と一緒にこいだ富永夢有(19)も「人生で初めての海でのアクティビティーでした! またプライベートでも来たい!」と目を輝かせた。

さらに南佐渡地区に足を延ばし「矢島体験交流館」でたらい舟に乗った。小学生時代に乗った経験があるという小見山沙空(17)は「きれいな海の中をたくさん見ることができました。こぎ手のお母さんが海やその中で暮らす生き物の説明もしてくださって、すごく楽しかったです」。近くの風情漂う「宿根木」では、歴史にも触れた。

佐渡の人々の温かさにも触れた。中村は「本当に濃い時間を過ごさせていただきました。ラーメンのおいしさだけでなく、佐渡の魅力をどうお伝えしたらいいか、一生懸命考えて撮影に臨んだので多くの方にぜひ見ていただきたいです」。佐渡ロケの模様は8月末まで番組やYouTubeチャンネルで公開される。

◆「嗚呼!NGT48らーめん部」 TeNYテレビ新潟で木曜深夜1時29分~44分放送。新潟県内の魅力的なラーメン店を1回あたり1軒ずつ紹介。カメラを回せるのは7分間。ロケに参加するメンバーが自撮りで店紹介から食リポまで行う。放送翌日からは同番組のYouTube公式チャンネル(QRコード参照)でも楽しめる。その他、番組の詳細はHP(https://www.teny.co.jp/aaNGT48/)インスタグラムの番組公式アカウント「@aa.ngt」まで。