AKB48の海外姉妹グループで、ベトナム・ホーチミンを拠点とするSGO48が、3周年を迎える今月22日に解散することを5日、公式サイトなどで発表した。新型コロナウイルス禍による活動面での制約などを理由としている。

発表では「いつもSGO48にあたたかいご声援をいただき、誠にありがとうございます。2018年12月22日に『Fan Debut Performance』でデビューしたSGO48は、この12月22日には3周年を迎える事になります。ここまで活動を継続してこられたのは、ひとえにファンのみなさまからの熱い応援のおかげです。改めてお礼申し上げます」と現状を説明。続けて「しかしながらこの間、世界的流行の新型コロナウィルス感染症は、ここベトナムでも猛威を振るい、ホーチミン市を始め、ベトナム各地にまで感染が広がり、社会的隔離措置の対応の中SGO48の活動も大な影響を受ける結果となりました。今後の活動の制約面についての不透明感が想定される中、これら諸状況に鑑み、関係者において協議・検討を重ねた結果、この程3周年の12月22日をもって、SGO48の解散を決定致しましたこと、皆さまにご報告申し上げます」と報告した。

解散日にイベントを行う予定とし、「ここまで皆さまと共に歩んで参りましたメンバーひとりひとりにとっては、これが終わりではなく、これからまた新しくそれぞれの夢に向けての旅たちの始まりの時でもあります。12月22日のラストイベント、皆さまと共に新しい旅立ちに向け、忘れられない輝かしい思い出を一緒に作りあげたいと存じます」と記された。

メンバーの今後については「現状では決定しておりません。それぞれの新たな活動や生活を、引き続き見守っていただけましたら幸いでございます」としている。

グループ名は同市の中心部の旧称サイゴンから名付けられた。18年にベトナムで行われたオーディションなどでメンバーを募って発足した。