AKB48田北香世子(24)が7日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた公演で、グループ卒業を発表した。2月末まで活動するという。

終演後、グループの公式ブログでも発表。「16歳の時に加入してから約8年間、AKB48として活動してきました。ごく普通の高校生だった私が、ずっと大好きで憧れだったAKB48として活動できたことが本当に幸せで、私の人生でかけがえのない時間となりましたもちろん、辛いことや悔しいこともたくさん経験しましたが、それでもAKB48として活動する時間が私にとって何よりの幸せでした」と振り返った。

卒業に関しては、1年ほど前から考えていたといい「なかなか今までのように活動ができない期間があったり、同期や仲の良いメンバーの卒業も多くあった中で、少しずつAKB48の外の世界にも目を向けるようになり、自分の現状に停滞感や焦燥感が生まれてきて、新しく自分のやりたい道を探すことにしました。自分の人生に大きな決断をくだすのは思った以上に勇気が必要で、AKB48のステージに立つ度に、この場所への愛着があふれて『まだここにいたいな』と思ってしまうこともあるのですが、『外の世界への関心を持てる今が卒業のタイミングなんだ』と思い、決意しました」と理由を説明した。

卒業後に関しては「必ず皆さんと会える機会はつくります」としながら「(卒業まで)2カ月弱となりますが、残りのAKB48としての期間も精いっぱい頑張ります」とした。

田北は13年11月の「第1回AKB48グループドラフト会議」でチームAに2巡目指名され加入。愛称は「かよよん」。