AKB48宮崎美穂(28)が14日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。07年12月8日にお披露目されてから約14年半、5241日のアイドル人生を終えた。

公演後、日刊スポーツなどの取材に応じ「14年半、AKBとしてやってきて、やり残したことは何1つないです!」とすがすがしい表情で語った。

14歳の時にグループに加入。14年半、グループとして続けてこられた理由として「負けず嫌い」な一面を挙げた。「上にいきたいと常に思っていましたし、まだこれで終われないと思ってやってこられました」。18年には日韓合同オーディションの「PRODUCE48」に挑戦。「自分の力でのし上がる経験ができた。ターニングポイントの1つだった」と振り返った。

今後は韓国を拠点に「カルチャーなどを伝える仕事をしたい。日韓の架け橋となるような存在になれれば」と夢も語った。大の日本ハムファンでもあるが、もう1つの夢として「いつか1人で始球式をやってみたい!」と掲げた。

「その時はBIGBOSSが打席に立ってくれたらうれしい。佐々木朗希投手ばりの球を投げます! 170キロ超えちゃうかな?」と完全試合を達成したばかりの“ライバル”の名前を挙げて、BIGBOSSとの対戦? を望んでいた。

◆宮崎美穂(みやざき・みほ)1993年(平5)7月30日、東京都生まれ。愛称「みゃお」。07年にAKB48の5期生として加入。08年7月に、同期では最速で正規メンバーに昇格。同年「大声ダイヤモンド」で初選抜入りし、合計11度選抜。選抜総選挙は第1回(09年)から18位→21→27→38→外→78→外→78→外→外。18年には「PRODUCE48」にも挑戦。大の日本ハムファンで、日刊スポーツ北海道版では今年2月末までの3年半、連載「#lovefighters」を担当した。血液型O。