STU48瀬戸内PR部隊season2が22日、東京ドームシティホールで、全国ツアー東京公演を行った。

STU48の中からファン投票により選ばれた7人で結成された、9枚目シングルのカップリングユニットによるコンサート。同シングルのセンターに決定している石田千穂(20)をはじめ、沖侑果(23)福田朱里(23)尾崎世里花(25)中村舞(23)吉崎凛子(20)高雄さやか(24)が出演した。

デビュー曲「暗闇」や最新曲「花は誰のもの?」などグループの楽曲のほか、ユニット曲を含め全23曲をパフォーマンス。全国5カ所を巡るツアーでは最大規模の会場となり、客席はカラフルなペンライトに覆われた。3月1日に発売する9枚目のシングルで初の選抜入りが決まっている尾崎は、福田から「初のTDC(東京ドームシティ)どうですか!?」と聞かれると、「ファンの皆さんの愛を感じていまーす!」と笑顔で手を振った。

同ツアーでは「グッズ」「セットリスト」「広報」などメンバーそれぞれが担当を持ち、「楽屋ウラ話」担当の高雄さやか(24)によるメンバーの暴露トークがファンの間で話題を集める。普段はメンバーの素顔をぶっちゃける立場の高雄だが、この日はドッキリ企画で高雄自身がターゲットに。マネジャーからは「先日の歌唱力(AKBグループ歌唱力No.1決定戦)の予選で、歌声よりもおなかの音が響いていた」、メンバーからは「いつもジャンキーなものばかり食べて、ジュースばかり飲んでいる」などと“タレコミ”が相次ぐと、高雄は「ええ? 何これ!」と動揺しっぱなしだった。

アンコールでは、9枚目シングルのカップリング曲「笑顔のチャンス」を初披露した。ミュージックビデオの一部もお披露目され、高雄は「寒くて風が強くて、前髪も横髪もブワ~っとなった。それでもみんなで頑張ったので、見てほしい」と笑顔。福田は「メンバーの頑張りとファンの方の愛が詰まったミュージックビデオになってます」とアピールした。

ライブ終盤には、4月8、9日に、広島・国際会議場フェニックスホールで6周年コンサートを開催することも発表。グループの今年のスローガンは「越えてゆけ」で、石田は「ファンの方やスタッフさん、メンバーと全員でチームになって、越えていこうと気持ちを込めました。2023年もどうぞよろしくお願いします!」と呼びかけた。

昼夜2公演で約4000人を動員する。