NGT48中井りか(25)が5日、新潟県民会館大ホールで夜公演「中井りか卒業コンサート~推し変禁止は絶対命令~」を行った。2日に発売された中井のラストシングルでセンターを飾った「あのさ、いや別に…」などアンコール4曲を含む29曲を歌いきった。

1曲目には元NMB48の渡辺美優紀のソロ楽曲「わるきー」をチョイス。うさぎのぬいぐるみを抱えながらトロッコで登場し、会場のボルテージを上げた。

終盤には元NGT48の荻野由佳(24)らOG14人が駆けつけ「世界はどこまで青空なのか?」などを披露した。OGらの登場に中井は楽曲中に涙を見せたが、その後のトークでは「本当にうるさい(笑い)」と懐かしの面々に興奮しきりの様子だった。

アンコールではピンク色に染まったドレス姿で登場。「本当はその場で考えて話す方が得意だったりしますが、炎上させたくなってしまうので」と冗談を交えながら用意した手紙を音読し、「8年間、すてきな夢を見てきました。アイドルになって良かったです」と声を震わせた。最後はデビュー曲「青春時計」で8年間のアイドル生活に終止符を打った。【大島享也】