AKB48の公式ライバル、乃木坂46が20日、京都パルスプラザで握手会イベントを開催し、6枚目(今年夏発売予定、タイトル未定)のシングルの選抜メンバー16人を発表した。

 昨年2月発売のデビューシングル「ぐるぐるカーテン」から5作連続でセンターポジションを務めた生駒里奈(17)に代わり、白石麻衣(20)が初めてセンターに選ばれた。

 センター交代の理由について、乃木坂46運営委員長の今野義雄氏は、「秋元先生のお考えもあってのことなので、断言はできません。私の個人的な推測ですが…」と前置きをした上で、以下のように説明した。

 「もともと、センター含めメンバーが曲ごとに変わるというコンセプトで結成されたグループだったこともあって、デビューシングルから、センター生駒というのが5枚続く中で、ファンの方の中でもいろいろな議論があったと思います。ただ、4枚目の「制服のマネキン」5枚目の「君の名は希望」の2曲で、センター=生駒というのがファンの方含め、一般の方にも認められてきたんじゃないかとも思っています。ひょっとすると、秋元先生は、センターとしての生駒の存在感を認めてもらえてきたからこそ、大胆に違う色も見せられるとお考えになったんじゃないかと、私は勝手に解釈しています。生駒の成長がそうさせたんじゃないかと。

 秋元先生は、常に新しいことを考えてらっしゃって、新しいことを取り入れようと試みていらっしゃるので、私たちとしても、『次はこうなっていくだろうな』という予測はなかなかできません。ただ、だからこそ、どんな形になっていても、自分の色や個性を出していかなきゃいけないと、メンバー1人1人が強く思っていると思います。これが、乃木坂46の特徴だと思います」。