今週の「女性アナの水曜日」はTBS入社1年目の若林有子アナウンサー(23)の最終回です。憧れの女性アナウンサーや、趣味についても聞きました。好奇心旺盛な性格が、うかがえます。

TBSマスコットキャラクターのブーナちゃんと笑顔で抱き合う若林有子アナウンサー(撮影・浅見桂子)
TBSマスコットキャラクターのブーナちゃんと笑顔で抱き合う若林有子アナウンサー(撮影・浅見桂子)

新情報番組「グッとラック!」(9月30日スタート、月~金曜午前8時)のアシスタントに抜てきされた同局の期待の星といっていい存在だ。

憧れのアナウンサーは同局先輩の江藤愛アナ(33)という。「『江藤さんが好き』と言って入ったんですけど、内定をもらった時に、アナウンスセンターに連れていってもらったら、江藤さんがいて、自然に涙があふれてきちゃって(笑い)。優しく包み込んでくれました。いきなり新人に泣かれて困ったと思いますが…」。今後、若林アナが出演する「グッとラック!」から、江藤アナが出演する「ひるおび!」に毎日リレーする形になる。「めちゃくちゃ光栄です。ちゃんとバトンを渡さないと」と意気込む。

好奇心旺盛で、趣味は「新しいことをするのが好き」という。「大阪出身なので、今は東京を知るために休日は必ずどこかに出掛けています」。落語や歌舞伎、今年の夏は隅田川花火大会にも行ったという。「一番行ってみたい場所は、東京タワー。東京スカイツリーは行ったんですけど、東京タワーは、まだ行ってないんです。東京を知りたいですし、落語や歌舞伎に行って、東京の文化がすごく面白いと思いまして」。

最近、女性にも人気といわれる「赤羽」にも興味津々だ。マニアックな居酒屋も多くあり、「そういうところで飲んでみてみたいです。とにかく、やったことないことをやってみたくて」と笑顔で話した。

目指すアナウンサー像も聞いた。「見ている人の変化や、興味のきっかけになれたら、うれしいなと考えています。そうなるためには、視聴者の方に耳を傾けてもらえるようなアナウンサーにならないと、と思っています。そのためにも、アナウンスのスキルや、情報に真摯(しんし)に向き合っていけるように勉強していきたいです」。【上岡豊】(おわり)

◆若林有子(わかばやし・ゆうこ)1996年(平8)7月1日、大阪府生まれ。中学から高校2年まで米ニューヨークに留学。大阪市大商学部を卒業後、19年4月にTBS入社。8月12日に「世界陸上ドーハ」PRで初仕事。現在は研修中。特技は「どこでも寝られること」。