圧倒的な演技力で、ドラマや舞台と、活躍の場を広げている。俳優味方良介(29)が急上昇している。21年はドラマでは、テレビ朝日系「相棒20」「刑事7人」、フジテレビ系「教場2」などに多数出演。舞台でも、「熱海殺人事件ラストレジェンド」や、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」など、着実に実力を伸ばしてきた。

そんな1年を「特殊な状況下を経た2020年、多くの人の意識が変化した2021年、そんな中でもありがたいことにさまざまな経験をさせていただきました。演劇作品、ミュージカル、映像作品とジャンルの違う作品に携わり、厳しい状況下だからこそ、丁寧かつ慎重に向き合う大切さ、大胆に挑む俊敏さ、他にも多くの発見や引き出しを得て、個人的にはステップアップの年になりました」と振り返った。

11年にミュージカルで俳優デビュー。多数の舞台やミュージカル出演を経て、20年のフジテレビ系「教場」で、ドラマ初出演を果たした。今年で30歳を迎えるが、まだまだ向上心は尽きない。「今年は僕自身30歳という1つの節目を迎えるので、今まで以上にたくさんの経験をしたいです。えり好みせず1つでも多くの作品、役と出会い、“味方良介”という名を多くの人に知ってもらえたら…と。20代最後、30代最初のこの1年が僕にとって、僕を支えてくれる全ての人にとって大きな価値のある年にしたいです」と意気込んだ。

今年はより多くの人が「味方良介」という名を知ることになりそうだ。「昔から応援してくれている皆さん、これから応援してくれるかもしれない皆さん、これを読み名前を知ってくれた皆さん、みんなで新たな景色を見て、この2年が無駄ではなかったと胸を張って言える年にしましょう。皆さんに胸を張ってもらえるよう、これまで以上にがむしゃらに走り込むのでご期待ください!」と呼び掛けた。

◆味方良介(みかた・りょうすけ)1992年(平4)10月25日、東京都生まれ。2・5次元ミュージカルや「テイクミーアウト」「飛龍伝2020」など多数の舞台に出演。昨年、NHK「ドリームチーム」など、ドラマにも多く出演。趣味は舞台鑑賞。176センチ。血液型A。