自宅のデスクトップパソコンを少し前に買い替えたのだが、困るのがさまざまなデータが入った旧パソコンの処分。

情報漏れや復元のリスクを減らすためデータ消去ソフトをわざわざ購入し、「米軍国防総省方式」という比較的高レベルの抹消方法で、半日近くかけて内部情報を”完全抹消”したことはした。

それでもそのまま廃棄するのもどこか引っかかるものがあったため、念には念を入れて先日、業者に旧デスクトップPCを持ち込み、目の前でハードディスクを物理破壊してもらうことにした。

ディスプレー&本体が一体型のタイプのため、かなり重い。何とか運び込むと、業者の担当者は工具を使って数分程度で大きなPCをてきぱきと分解し、ハードディスク本体をさっと取り出した。

業者の担当者がデスクトップPCをてきぱきと解体。数分でハードディスク(下)が出てきた(※一部画像加工しています。以下同)
業者の担当者がデスクトップPCをてきぱきと解体。数分でハードディスク(下)が出てきた(※一部画像加工しています。以下同)


そしてそのハードディスクを手に取って、破壊機に挿入。

取り出されたハードディスクを物理破壊機に挿入したら…
取り出されたハードディスクを物理破壊機に挿入したら…


「ウィーン」という音がしてたった5~6秒くらいで破壊が完了した模様。本体に4つの穴があき、機能を失ったとみられるハードディスクが出てきた。

ハードディスクにはあっという間に4つの穴があき「破壊」終了。ようやく旧デスクトップPCの処分作業も完了となった
ハードディスクにはあっという間に4つの穴があき「破壊」終了。ようやく旧デスクトップPCの処分作業も完了となった


目の前でPCを解体し、ハードディスクを破壊してもらうサービスは有料。旧デスクトップPCの処分に、データ抹消ソフト購入代と合わせて計1万円近くかかったが、一定の安心感は得た。

【文化社会部・Hデスク】