近畿大学(東大阪市)の入学式が4日、東大阪キャンパスで行われました。卒業生で音楽プロデューサーのつんく♂が今年も総合演出を担当し、「ド派手」な式典で新入生9000人超を歓迎しました。
つんく♂は体調不良のため会場には姿を見せませんでしたが、ライブ配信で式典を見守りました。スクリーンには「きょう伝えたい幸せであるためのたった1つ。結論! それはとにかく元気であること。これだけです」とメッセージが映し出されました。
さらに「あなた自身がしたいこと、気に入ったこと、楽しいこと、そこに答えがあるはずです」「世論に惑わされずに自分の持論を信じて元気に貫き通してください」と、新入生を激励しました。
サプライズゲストとして、OBのお笑い芸人の霜降り明星せいや、コロコロチキチキペッパーズ、ナダルが式典を盛り上げました。
せいやは昨年10月に本名「石川晟也」名義で歌手デビュー。この日は在学生と新入生からオーディションで結成された「KINDAI WELCOMES」とコラボし、自身が作詞したセカンドシングル「パパランパンプッシュ」を、つんく♂特別アレンジの「パパランパンプッシュ(近大魂ver.)」で熱唱しました。
式典後の取材では「まさか歌手として母校に帰って来られるとは思っていなかった」と喜び、「たぶん世に知られてない曲なんですけど、みんなノッてくれてうれしかった」と振り返りました。
新入生へのメッセージも印象的でした。「いつか遊びがモノをいう」という好きな言葉を紹介し、学生時代に培った“遊び”が将来の仕事につながることもあると実感を込めました。そして「今は何が職業になるかわからない時代なので、いい意味で真剣に遊んでほしい。本当に思いっきり遊んでほしい」と背中を押しました。
昨年は体調不良で欠席だったナダルは「一体感が感じられた」と笑顔を見せ、「元気さえあれば、何でもできる。失敗しても元気さえあれば、また次につなげられる」と、つんく♂の“元気”をなぞるように語りました。さらに「元気の中にも礼儀が必要です。『ナダルさん』って『さん』をつけてください」と持論を展開し、せいやが「さんを付けなくても、ええやん」とツッコミを入れても譲らず。せいやは「厳しいエールだな~」と苦笑しました。
豪華ゲストも駆けつけた創立101年目の入学式のキーワードは「元気」でした。笑いも交えた“近大流”の門出となりました。【松浦隆司】(ニッカンスポーツ・コム/コラム「ナニワのベテラン走る~ミナミヘキタヘ」)




