乃木坂46与田祐希(23)が、まだ見ぬ後輩たちにエールを送った。6期生オーディション「春組」の応募期限、3月5日午後5時まであと1週間。加入から7年半、福岡から上京した自身の経歴も踏まえ、「気軽に1歩を踏み出してみてほしいです」と呼びかけた。【横山慧】

少女のようなあどけなさの中に大人びた表情を垣間見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)
少女のようなあどけなさの中に大人びた表情を垣間見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)

2月2日から6期生オーディションの応募がスタートした。「とにかく楽しみです。4期生の時は初めての後輩なのでちょっと身構えちゃった部分があったんですけど、5期生の時はもう、わが子のような印象で。さらにそれより若い子が入ってくると思うと、もう孫ができるくらいの感覚かも…」と笑った。今回は異例の春・夏2回開催。「早く会いたいです。『よしよしよしよし』ってかわいがっちゃう自分の姿が想像できます」と目を細めた。

「優しいグループだなと思うので、優しさを持った子だったらどんな子でも大歓迎です。『乃木坂が好き』『アイドルに憧れてる』『歌とかダンスが得意』とかも大事かもしれないですけど、正直そこは入った後でも身に付いていくと思います。乃木坂が好きって気持ちも、入ってからどんどん大きくなると思うので。だから『何もわかんないです』って子でも、いい子なら私は大歓迎です!!」

6期生オーディションを控え「楽しいから皆たくさん応募してね」と笑顔を見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)
6期生オーディションを控え「楽しいから皆たくさん応募してね」と笑顔を見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)

オーディションのテーマ「世界は、ほんの一歩で変わる」を踏まえ、「最初の1歩は、深く考えずに気軽に踏み出してもらいたいです。応募したから入るというわけでもないし、『あの時受けてたら…』って後々後悔するのが一番切ないので」と呼びかけた。「私も最初は些細(ささい)なきっかけでした。友達にオーディションがあるって聞いて、受かったらタダで東京に遊びに行けるな…って思って。歌もダンスもできないし、人前でもしゃべれないのに」と苦笑いした。

「操り人形のように、友達が考えてくれた自己紹介をしていったら、最終審査まで来てしまって。中途半端な気持ちだったんですけど、生配信で初めて『応援してくれる人』というものに出会って、頑張ってみようと思えました。学校も部活もいろいろ投げ出しがちだったから、どんなことがあっても5年は頑張ってみよう、っていうルールを自分で決めて入りました」

6期生オーディションを控え「楽しいから皆たくさん応募してね」と笑顔を見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)
6期生オーディションを控え「楽しいから皆たくさん応募してね」と笑顔を見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)

16年9月の合格後に福岡から上京した。「地方の子はいろいろ大変かもしれないけど、そこもサポートしてもらえたりするので」と説明。「8年目になって、乃木坂に入って本当に良かったって思います。大変なこともしんどいこともたくさんあるけど、それを超えるぐらいの経験とチャンスがあるし、ファンの方やメンバー、スタッフさんや仕事関係の方々、たくさんのいい人に出会えたのが一番大きいです」と断言した。

昨年1、2期生が全員卒業し“最高学年”となった3期生。「私たちと同じで、4期生も5期生も、6期生が入ることによって変わっていくんだろうな。1期下は『かわいい』、2期下は『わが子』って感覚になる」と笑った。

6期生オーディションの応募資格は今年8月31日時点で12~20歳の女性。「私24歳になるので、半分の年齢の子が入ってくるかもしれない!」と時の流れを実感。「会えるのを楽しみにしてます!」と未来の後輩たちにアピールした。

笑顔を見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)
笑顔を見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)
6期生オーディションを控え「楽しいから皆たくさん応募してね」と笑顔を見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)
6期生オーディションを控え「楽しいから皆たくさん応募してね」と笑顔を見せる乃木坂46与田祐希(撮影・浅見桂子)

◆与田祐希(よだ・ゆうき)2000年(平12)5月5日、福岡・志賀島生まれ。22、23年と放送されたドラマ「量産型リコ」主演。ファッション誌「MAQUIA」「bis」レギュラーモデル。153センチ。血液型O。