高機能のドライヤーが増えている。発生するイオンが髪を保護したり、送風温度を自動制御したりする機種もある。髪を乾かすだけでなく、地肌とともにケアもできると人気だ。

 シャープの「プラズマクラスタードライヤー

 IB―HD94」は、温風中のイオンがくしでとかす際の静電気を抑え、カラーリングなどで傷んだ髪の枝毛や切れ毛を防ぐ。アマツバメの翼の形を応用したファンで渦状の強力な風を送り、素早く乾かせる。髪の表面温度が傷みやすい55度以上にならないようにする送風モードも備えた。色は赤など4種類。オープン価格で実勢は2万円前後。

 パナソニックの「ナノケア

 EH―NA96」は、独自の微粒子イオンなどがブラッシングの際の摩擦から髪を守ってうねりを抑え、頭皮に心地よい刺激を与える。センサーの働きで室温に応じて送風温度を自動的に制御する機能もあり、最適な温度で髪を乾かすことができる。ビビッドピンクなど3色をそろえ、実勢は2万1000円前後。

 テスコムの「ビューティーコラーゲンドライヤー

 TCD4000」は、保湿効果のあるコラーゲンとイオンが空気中の水分とともに髪を包み込み、紫外線による傷みなどを防ぐ。送風口の近くにコラーゲンを出すボックスを取り付けて使う。効果は約2年間持続し、ボックスは取り換え可能だ。ブライトピンクとシルバーの2色があり、実勢は1万3000円前後。