アカデミー賞受賞俳優のベニチオ・デル・トロ(49)が、俳優のジョニー・デップ(53)と女優のアンバー・ハード(30)の離婚問題について言及した。

 先月ジョニーは昨年2月に結婚したアンバーから離婚を申請され、配偶者扶養料を要求された。アンバーはその後ずっとジョニーからドメスティック・バイオレンスを受けてきたと主張し、世間は大騒ぎに。これを受けて、ジョニーの前妻ロリ・アン・アリソンさん、14年間パートナーとして内縁関係だった女優・歌手のバネッサ・パラディ(43)、娘のリリー・ローズ・デップ(17)、友人でコメディアンのダグ・スタンホープ(49)らがジョニーを擁護。アンバーの友人で写真家のアイオ・ティレット・ライトはアンバーがジョニーから暴力を加えられた時に警察に通報したとして、DVはあったと主張している。

 そして、ここで新たなジョニーのサポーターが現れた。ジョニーと映画「ラスベガスをやっつけろ」(98)で共演したベニチオは「ニューヨーク・デイリー・ニュース」に「僕が分かっているのは、彼女はたくさんのトラブルがあって、操るのがうまいように聞こえるってこと」「なんか、少しこの子にねじれたところがあるように思うんだ……。でも、詳しいことは分からない」「(ジョニーは)素晴らしい男性で、思いやりがあって、とても賢いよ」「なんていうか、彼の母親が亡くなって、2日後に彼女が離婚を申請して、それで彼女がお金をほしくて、彼女は暴行を受けたって言っていて。なんていうかさ、ちょっと待ってよ、彼らには少し前に会ったばかりなのにって感じさ。1月だったかな。アカデミー賞かなんかのディナーで」「彼らは一緒にいたけど、普通だったよ」とコメントしている。

 コメディアンのダグはジョニーがアンバーの離婚の条件に応じないと公にうそをつくと脅迫されていたと証言したことで、アンバーから名誉毀損(きそん)で訴えられることになった。そのため、ベニチオの発言にアンバー側はどう対応するだろうか。

【ハリウッドニュース編集部】