脳腫瘍を公表したミュージシャン黒沢健一(48)の弟で元L⇔Rのメンバー黒沢秀樹(46)が、「みなさんの声が、兄にとって回復への大きな力になってくれるはず」とファンに呼びかけた。

 秀樹は4日にブログを更新し、「webのニュースなどで知った方もいると思いますが、活動休止中のL⇔Rのメインボーカルで僕の実兄でもある黒沢健一に脳腫瘍が発覚し、しばらく治療に専念することになりました」とあらためて報告した。

 今年11月にL⇔Rのデビュー25周年を迎えるにあたり、「そろそろ何か一緒にやろうという話をしていた」という。闘病中の兄に「僕は家族のひとりとして一緒にがんばろうと思いますが」とし、「僕たちの作品を愛してくれているみなさんの声が、兄にとって回復への大きな力になってくれるはずです。応援や励ましのメッセージなど、オフシャルホームページへ送っていただけたらうれしいです」と願った。

 兄の健一は3日、公式サイトで「実は現在病気療養中で入退院を繰り返しています。病名は『脳腫瘍』です」と報告していた。