K-1競技統括プロデューサーでタレントの角田信朗(55)が、ダウンタウン松本人志(53)との確執をブログで告白したことを23日、謝罪した。角田はブログで「この度は、私自身の思慮に欠ける突然の発信で、松本人志氏、そして関係各位の皆様に、大変不愉快な思いをさせてしまった事を、心よりお詫び申し上げます」と記した。

 事の発端は角田が16日のブログでダウンタウンの番組からの出演オファーを断ったことから“誤解”が生じて松本を怒らせてしまい、以降は出演NGの状態が続いていると告白。その後も、その誤解を解きたいと一方的に訴えていた。ブログ内には共演するはずだった歌手の和田アキ子(66)も登場。「あんた一体何があったん!?」と電話があったとの記述があり、そのことについて和田も21日のラジオ放送で言及するなど騒動は拡大していた。

 22日のフジテレビ系「ワイドナショー」では、松本側がついにこの騒動にコメント。「全然しゃべりますけど、こんなカビの生えたような8年前の話します? この話するくらいなら、マギーの話を(したい)」と苦笑。松本は、「僕どうこうじゃないと言っておきたい。ドタキャンだってことも。あと8年たってブログで急に(暴露)となってくると、ルール違反じゃないかな?」とやんわり角田側の非を指摘して、「会社通して」と自身の一連の発言に対して角田が再びブログで反論することもやめてほしいと呼びかけた。

 角田は「8年前に松本氏から最初に頂いたお仕事のオファーを一旦受けたにも関わらず、事務所を通じて私からお断りした事は事実です。それが収録直前であった事も当時の記録で判明しております。信義則違反をしておきながら、その事実を省みずに一方的に、ブログ記事中で、こちら側が被害にあったかのような表現をしてしまった事は、全くもって私の不徳の致すところです。また、私の中でくすぶっていたからと言って、8年も経ってからブログの記事という手段で一方的に伝達したことについては、今更ながら、恥じるべき自己中心的な行動だったと猛省しております。」としている。