演歌の新人歌手丘なる実が22日、都内で「丘なる実デビュー歌い始め会」を開催した。この日はデビューシングル「赤い雀のブルース」の発売日で、カップリング曲「人生街道」など8曲を熱唱した。往年の青江三奈を連想させるハスキーボイスが特徴で、「藤圭子の再来」と称されるスケールの大きさも持ち味だ。

 福島・いわき市出身で、上京後はラーメン店などの深夜バイトをしながら歌手を志してきた。昨年の「蒲田下町歌謡祭」のステージが反響を呼び、メジャーデビューにつなげた。昭和の懐かしさも漂わせる丘は「ブルースと言えば丘なる実と言ってもらえる様になりたい。この声を武器にして歌謡曲を盛り上げていきたいです。応援よろしくお願いします」とコメントした。