1月スタートの連続ドラマ、日本テレビ系「東京タラレバ娘」(水曜午後10時)の15日第9話の平均視聴率が8・5%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回から前週まで2ケタをキープしていたが、裏番組のWBC中継が影響したのか、9話で初の2ケタ割れとなった。

 吉高由里子(28)がNHK朝ドラ「花子とアン」以来2年ぶりのドラマ主演を務める本作は、180万部突破の東村アキコの人気漫画が原作。「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」「好きになれ“れば”ケッコンできる!」と言い切るヒロインが、厳しい現実にブチ当たって悪戦苦闘しながら恋に仕事に奔走するストーリー。リアルな女心を描き、セリフが心にグサグサ突き刺さるアラサー女子共感系ドラマだ。

 第9話は、早坂(鈴木亮平)と付き合い始めた倫子(吉高由里子)は、「フツウ」の幸せを実感。早坂から「一緒に暮らそう」と提案され、さらに舞い上がる。一方、涼(平岡祐太)と別れた香(栄倉奈々)は、婚活を再スタート。小雪(大島優子)はルール違反を自覚しながら、妻が出産の里帰りで不在の丸井(田中圭)宅に泊まる。しかし翌朝、妻の緊急帝王切開の知らせが入って、小雪は丸井の家に1人取り残されてしまう。KEY(坂口健太郎)は亡き妻の義父から「娘のことは忘れてほしい」と言われショックを受ける。そんなKEYを倫子は放っておくことができず…という内容だった。

 同ドラマで妊娠騒動を演じた栄倉奈々が、第1子妊娠を発表したこともネットで話題となった。