女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の1日の平均視聴率が20・6%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は5月13日放送の第30話の20・9%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 1日は、万感の思いを込めて歌を歌って、幸子(小島藤子)を送り出すみね子(有村架純)ら乙女寮の面々。合唱が終わったその時、高島(井之脇海)が幸子にプロポーズする。幸子はプロポーズを受け入れ、優子(八木優希)の念願でもあった幸子の結婚が決まる。閉鎖となる向島電機の工場最後の日、思いつめた様子の豊子(藤野涼子)が作業中に入社以来初めてミスをする、という内容だった。