中山秀征(49)が50歳を迎える記念に発表するカバーアルバム「50(フィフティ)」(8月2日発売)の収録曲で、所属事務所ワタナベエンターテインメントの後輩、AKB48柏木由紀(25)とデュエットしていることが27日、分かった。2人の愛称を合わせた「ヒデ&ゆきりん」として、昭和のデュエット曲の定番でもある「別れても好きな人」を歌っている。

 2人は、フジテレビ系特別番組「クイズ・ドレミファドン!」で昨年から司会を務めており、今回は中山が柏木に依頼する形でデュエットが実現した。中山は「自分が支えられた昭和歌謡を、平成生まれの若い世代にも知って欲しいという気持ちもあり、若くてとてもかわいらしく、曲と曲に対する思いにピッタリだと思った」と指名した理由を説明する。

 「別れても好きな人」はロス・インディオス&シルヴィアが79年に発表して大ヒットした曲。柏木は、自分が生まれる12年前の曲とあって、このほど行われたレコーディングには緊張して臨んだが「中山さんが歌っているのを見たら、聴いただけでは分からない世界観が分かりました。大人の色気があって、とてもかっこよかった」とすっかり安心した様子で終えた。中山は柏木の歌声について「はかない声で昭和っぽさも出ていて色っぽい」と絶賛。さらに「親子ぐらい年齢は離れていますが、世代を超えた『別れても好きな人』にご期待ください。いろいろなところで披露したい」と仕上がりに自信を持っている。