杉良太郎(72)が中心に行っている肝炎に対する啓蒙(けいもう)活動「知って、肝炎プロジェクト」のイベントが26日、都内で行われた。

 杉は厚労省の肝炎総合対策推進国民運動の特別参与に就任しており、12年から同活動が始まった。「完治が難しくなるまでに後悔しないように、検査を受けてほしい。1回の検査でウイルスがいるか、いないかが分かるだけで、人生が変わる。これから大使やサポーターは全国に行って訴えますが、本当はお願いされなくても行かなくちゃいけない。よろしくお願いします」と呼びかけた。

 12年にC型肝炎を克服した経験を持ち、肝炎対策大使でもある小室哲哉(58)も出席。当時について「テレビの出演もあったけど、当時は薬の副作用で言動が粗くなってしまったり、自分が自分でないような時もあった。それから定期健診の大切さを感じた」と振り返りつつ、現在は副作用もほとんどない治療方法もあり「絶対治ると分かって、もっと知ってもらった方がいいと思った。なった本人が言ってますから。ぜひ皆さんもまずは検査をしてみてください」と話した。

 またイベントでは、昨年、小室が作詞作曲を手掛けた同プロジェクトのテーマ曲「笑顔の明日」を登壇者全員で歌った。小室は「(作ったときは)杉さんのチェックが結構あって大変でしたけど(笑い)。皆さんで歌っていただいて感慨深いです」と話し、杉も「どうもすいません」と謝罪して、会場を笑わせた。

 ほか、伍代夏子、徳光和夫、瀬川瑛子、MAKIDAI、w-inds.、上原多香子、島谷ひとみ、田辺靖雄、山川豊、高橋みなみ、小橋建太氏、平松政次氏、岩本輝雄氏、SOLIDEMO中山優貴、シュネル、STU48岡田奈々、岩田陽菜、薮下楓が出席。