タレントの壇蜜(36)が、自身が出演した宮城県の観光PR動画が性的な表現と受け止められかねないシーンがあると批判を浴びて配信終了した騒動についてコメントした。

 壇蜜は27日、TBS系「サンデー・ジャポン」に生出演。今回の騒動について「私としては県知事のお言葉を借りると、一定の役割を果たしたということで、今回の私の役目もとりあえずは終了したというのがタレントとしての感想」とコメント。続けて「ただ、決してアクセス数の上にあぐらをかいてはいけないと思う。賛否両論あったことは県知事も私も制作の人も受け入れなきゃいけないこと。(動画再生回数が)460万回あったからいいじゃないかとか、結果オーライだから、集客が伸びたからいいじゃないかという事実もあるんですけど、それは(周囲から)言われただけで、そうですよねって私たちが主張しては絶対にいけないこと」との考えを示した。

 動画の内容については「絵コンテを見せていただいて『こういう演出です』というので全体の8割方9割方はわかっていた」というが、実際に完成した動画を見たのはお披露目イベントの直前だったという。また、性的な表現とも受け止められるシーンのある動画に出演したことについて「壇蜜というタレントを選んでもらったお仕事として出来る限りのことをやったので、そこに関しては自分が『おかしい』とか『これは良い』とかそういうことを思ってはいけないと思いました」と語った。