女優有村架純(24)が主演を務めたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」が30日、最終回を迎えた。第156話の放送は、主人公のみね子の幸せな笑顔で締めくくられた。

 28日放送の第154話の平均視聴率が24・4%(以下すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)で最高を更新。ラスト2回の29、30日の視聴率は10月2日に判明するが、終盤の勢いが加速しているだけに、記録更新が期待される。

 「ひよっこ」は東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの成長を描いた青春ドラマだ。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 4月3日にスタートした初回の視聴率は19・5%。その後6月下旬の第13週以降はコンスタントに20%台をキープし、視聴者から安定した支持を得てきた。今月25日からの最終週は日増しに視聴率がアップし、28日の放送では最高を更新していた。