明石家さんま(62)が進行するフジ系トーク特番「さんまのまんま 秋のさんまもゲストも脂がノッてますSP」(10月9日午後9時放送)が29日、発表された。

 今回は、日本人初の9秒台を記録した男子100メートルの桐生祥秀選手(21=東洋大4年)がゲスト出演。さんまの大ファンという桐生選手は「むちゃくちゃ貴重な経験でした」と興奮しきりだった。

 収録は先日、都内のスタジオで行われ、さんまは“日本最速の男”が席に着くや否や「素人の学生が、足が速い男が、テレビに出ているというだけのことやもんな」。さんま流の表現で歓迎されると、桐生選手も一気にリラックス。これまで、さんまに会いたい一心で、新幹線はクリーン車移動にしていたといい「奇跡で出会えたらいいなと思っていた」と告白した。

 さらに、さんまへの感謝も報告。昨年のリオ五輪で銀メダルを獲得した際、その前に見ていたさんまの番組が「この番組(さんまのまんま)でした」と言い、おかげでリラックスができたと御礼を述べた。

 さんまも桐生選手が自身のファンだと知り、記事を保管していると明かし「おかげで株が上がったわ」と、感謝のお返しをした。

 さんまは、桐生選手の日本記録について「昔、とんでもなく足の速い足軽とか、飛脚とか、いただろうけど、記録に残っていないからね。しかも、足袋とかだから、多分(桐生超えは)無理やわ」。笑いをまじえて、桐生選手を“日本最速の男”に認定した。

 約40分の収録を終え、桐生選手は「めちゃくちゃ短かった。練習の40分はあんなに長いのに…」と苦笑。あこがれの人との初対面に「本当に会えただけでうれしかった。めちゃくちゃ貴重でした」と興奮していた。

 ほかのゲストは浅野忠信、渡辺直美、Perfume、森山良子、平泉成、坂口健太郎ら。