女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の24日放送第20話の平均視聴率が20・5%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第20話は、北村屋で女中として働き始めたてん(葵わかな)。女中仲間や啄子(鈴木京香)に意地悪されながらも慣れない家事に奮闘する。心配する母しず(鈴木保奈美)が、てんの付き人トキ(徳永えり)を送り込み、同じ女中として働くことに。藤吉(松坂桃李)は、楓(岡本玲)に結婚の意思がないことを告げるが、啄子は、楓とてんのどちらが嫁にふさわしいか競わせる、という内容だった。