TBS武田信二社長が25日、定例会見を行い、17年度上期(4月3日~10月1日)のプライム帯(午後7~11時)の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が9・5%を記録し、関東地区の放送局で2位になったことについてコメントした。

 武田社長は、「上昇傾向は下期も続いている。この勢いでベイスターズなみにいきたいなと思います」とし、「まだまだトップとの差は大きいし、変えなきゃいけないと思うところもあるので、地道にやっていきたい」と述べた。

 一方で、22日放送の衆院選特番で同局の「激突! 与野党大決戦選挙スタジアム2017」が平均視聴率5・5%で最下位だったことにも触れ、「視聴率に関しては満足のいくものでなかったのですが、データで番組をつくっていこうという初期の目的は達成できたかなと思います」と話した。

 さらに、株主であるプロ野球・横浜DeNAベイスターズにも自ら触れ、「オーナーの南場(智子)さんに電話して『おめでとう』と伝えました。ラミレス監督、選手がのびのびとやっていて勢いがある。売却して6年目で、こうなってうれしいなと思います」とコメントした。同局では1戦目、3戦目、4戦目、5戦目の4試合を放送する。