フットボールアワーの岩尾望(41)が、約151億円の負債を抱えて経営破綻し破産手続き中の格安旅行会社「てるみくらぶ」を過去に利用した際の印象について語った。

 9日放送のフジテレビ系「バイキング」は、てるみくらぶ社長の山田千賀子容疑者(67)が虚偽の決算書類を示してメインバンクだった三井住友銀行から融資金約2億円をだまし取ったとして、詐欺と有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕された事件を取り上げた。

 てるみくらぶは格安ツアーなどで人気を集めたが、破産管財人などによると、13年9月期から架空の利益を計上する手口などで粉飾決算を始め、14年9月期には債務超過の状態に陥っていた。

 岩尾は数年前に海外旅行を計画していた際、知人かてるみくらぶを紹介されて利用したという。「格安な感じじゃなくて、今思うとちょっと割高に感じた」と印象を明かし、「あの時から粉飾されてたんじゃないか」と冗談めかした。