女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の15日放送第39話の平均視聴率が21・0%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 第39話は、開業早々厳しい状況に追い込まれた「風鳥亭」。藤吉(松坂桃李)は落語家探しに奔走するが、断られてばかり。そんな中、伊能(高橋一生)が藤吉を飲みに誘う。理想を掲げる藤吉の経営論を巡って2人はけんかになるが、その後意気投合。そして伊能は、てん(葵わかな)に「会ってみては」と、ある落語家の名前を告げる、いう内容だった。