佐々木希(29)が16日、秋田魁新報の「秋田の魅力発信編集長」に就任し、都内で会見を行った。

 地元秋田のために何かしたいと、自ら手を挙げたという佐々木。お弁当箱に秋田の名産品「曲げわっぱ」を使用していたり、名物「いぶりがっこ」が冷蔵庫に入っていたりと、上京した今も郷土愛が強い。実家の家族には、編集長就任をまだ報告していないそうで「うちも魁(新報)をとっているので、ものすごくよろこんでくれると思います」と話した。

 この日は編集長の初仕事として、都内の秋田郷土料理店「雪の華」の「しょっつる鍋」を取材した。「しょっつるの意味が分からない方がたくさんいるだろうと思って」と、取材内容も自ら選らんだという。店主に名刺を渡し、「しょっつる鍋とは?」「基本的な作り方は?」などと取材。写真撮影も自ら行った。

 最後はアツアツの鍋を試食し、「しったげうんめえ~(すごくおいしい)」と、秋田弁で顔をほころばせた。

 取材内容は、秋田魁新報の紙面やウェブで配信される。