ジャニーズJr.内ユニットLove-tuneの阿部顕嵐(20)が24日、東京・天王洲銀河劇場で、25日から上演の主演舞台「何者」のゲネプロ(公開通し稽古)に出席した。

 大学生の就職活動を描いた作品。舞台は初の単独主演となり「緊張感はありますが、面接のシーンもあるので、本当の面接のような緊張感がいい具合に出せていると思います」と話した。就活を経験したことはないが、ジャニーズJr.の立場と共通点もあるという。「就活と初めて向き合って、ジャニーズ事務所での立場とすごく似ていると思いました。内定が出るのはデビューが決まるようなイメージ。仲間のデビューが決まると表面上は喜ぶけど、嫉妬する部分もある」と説明した。

 舞台上でリクルートスーツに着替えるシーンもあり、「間に合うか間に合わないかギリギリのところで戦っているので内心焦っています」と笑った。演出家の丸尾丸一郎氏から「生着替えシーンに限らずですけど、いろんな顕嵐を見せたかった」と説明されると、「生着替えは丸尾さんにささげています。ファンの皆さんすみません」と笑った。

 共演のLove-tune長妻怜央(19)美山加恋(20)鈴木勝大(24)宮崎香蓮(24)小野田龍之介(26)らも出席した。