綾野剛(35)主演のTBS系連続ドラマ「コウノドリ」(金曜午後10時)の15日第10話の平均視聴率が11・1%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第9話は12・3%だった。

 2年前に放送された連続ドラマの続編。出産の医療従事者と患者のヒューマンドラマで、綾野は、冷静な仕事ぶりで患者に寄り添う産婦人科医と、謎多き天才ピアニストの2つの顔を持つ鴻鳥(こうのとり)サクラを演じる。星野源や坂口健太郎など、今や主役クラスとなった豪華キャスト陣が再集結している。

 第10話は、別のクリニックで出生前診断を受け、21トリソミー陽性と検査結果が出た妊婦の高山透子(初音映莉子)と夫・光弘(石田卓也)がサクラ(綾野剛)の元を訪れる。透子と光弘に確定検査である羊水検査について説明するサクラは、お腹の中の赤ちゃんについて「2人で向き合い、決めていくことになる」と告げる。一方で、出生前診断の羊水検査でダウン症候群との診断を受けていたもう1組の夫婦、明代(りょう)と夫・信英(近藤公園)は、サクラに産まない決断を告げる、という内容だった。