女性アイドルグループ、アンジュルムが13日、都内でDVDシングル「マナーモード/キソクタダシクウツクシク/君だけじゃないさ…friends」発売記念イベントを行った。

 CDではなく、映像作品として発売されたもので、1曲のミュージックビデオ(MV)撮影に4日間もかけたものもあるという。佐々木莉佳子(16)は「360度カメラでMV撮影するのは初めてだった。自分たちもどうなるかと思ったけど、完成を見たら生かされていて、見ていてワクワクする作品」とPRした。

 新加入の船木結(15)川村文乃(18)にとって、加入後初の作品参加となった。カントリー・ガールズ兼任の船木は「カントリー・ガールズのかわいらしさに、アンジュルムのかっこよさが加われば、世界一のアイドルになる。なってやろうと思う」と宣言。ハロー! プロジェクトの研修生だった川村は「グループというのが初めてで、毎日メンバーと一緒にいるのが楽しい」と初々しく感想を語った。

 グループ名は「アンジュ(天使)」「ラルム(涙)」と、フランス語の造語。天使つながりで、日本ハム大谷翔平(23)の大リーグ・エンゼルス移籍について聞かれた和田彩花(23)は「私たちも以前から『世界に行きたい』と行っているけど、いまだに実現されないまま、後輩のJuice=Juiceが世界を飛び回っています」と苦笑いした。来年の目標はもちろん世界進出で、「第1弾はフランスへ行きたい」と希望を明かした。

 今年の漢字1文字を聞かれると、書道が得意の竹内朱莉(20)が待ってましたとばかり、したためた書を披露した。1つに絞れなかったのか、「蒼」「竹」「」「増」「他」と4つも用意。それぞれ「女優蒼井優がファンを公言」「竹内が頑張った」「メンバーが増えた。体重も増えた」「『他流試合』が多かった」という意味という。和田は「2017年は、いろんな方の力を借りてメディアなどに出させてもらいました。今年はいろんな力を借りたので、来年は自分たちの力で成長できたらいいなと思います」と、来年の抱負を語った。