2年連続2回目の出場となる欅坂46は、「不協和音」を披露した。

 ステージ上にメンバー20人が集まり、キャプテン菅井友香(22)らが率先して「よろしくお願いします」とあいさつ。振り付けを担当するダンサーのTAKAHIROから指示を受け、センター平手友梨奈(16)らが立ち位置やダンスなどを確認した。音合わせが終わると、「よろしくお願いします。ありがとうございました!」と全員で頭を下げ、緊張感あるリハーサルを終えた。

 その後は、取材に応じて2年目の心境を明かした。菅井は「去年はもう、(緊張で)記憶がなくて。今年もまさか出していただけるとは思っていなかったので、皆様への感謝の気持ちを表しつつ、頑張りたいです」。副キャプテン守屋茜(20)は「一瞬一瞬の出来事を記憶に残せるように、精いっぱい頑張ります」と意気込んだ。

 長浜ねる(19)は、「不協和音」について、「すごくメッセージ性が強い曲で、歌詞も強いので、初めて欅坂46を見ていただく方に、私たちららしさを伝えられると思います」と話した。小林由依(18)は、「フォーメーションの移動もすごくある曲なので、フォーメーションに込められた意味も伝えられたらいいなと思います」と話した。

 今月28日未明には、メンバーの今泉佑唯(19)が体調不良で年内の活動を休むことが発表されている。紅白は今泉をのぞいた20人での出場となる。今泉について聞かれた菅井は、守屋と顔を見合わせた上でうなずき、「大切な仲間の今泉の分まで、気持ちは21人で、1年の締めくくりとなるようなパフォーマンスをしたいと思います」と言葉に力を込めた。