コロッケ(57)が6日、東京・明治座の座長公演「コロッケ特別公演」の初日を迎えた。

 終演後、生前に仕事を通じて親交のあった楽天・星野仙一球団副会長の死去を悼んだ。「いつも真っすぐで誠実な方。男として憧れる部分があります。選手、監督、解説者として野球界で歴史をつくり、すごく熱い方でした。今まではずっと走ってきたので、これからはゆっくりしてください」。

 共演者の瀬川瑛子(70)も「巨人を相手に、投手として戦った素晴らしい方。全日本チームも監督として引っ張った。これからも、日本の野球を見守ってほしい」としのんだ。

 公演は3部構成。1部は芝居「初笑い水戸黄門漫遊記」で、ウルトラマンが出演をする人情喜劇。2部は、ものまね界の仲間たちとの「ものまね紅白歌合戦」で、3部は日替わりゲストを呼んでのバラエティーショーになっている。

 コロッケは「ウルトラマンは『人のために働く』がテーマ。僕たちの仕事もテーマが一緒なので選びました。ウルトラマンが他の人の舞台に出るのは今回が初めて。思ったよりもお客さんの反応が良かったのでうれしい」と笑顔で話した。

 この日、3部の日替わりゲストが瀬川だった。「コロッケさんが、私のものまねをすることは公認。胸を出すなり、尻を出すなり、好きにやってください。マネをしてもらえることは幸せなこと」と感謝していた。