フジテレビ系月9ドラマ「海月姫」(月曜午後9時)の29日第3回の平均視聴率が5・9%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は8・6%、2回目は6・9%。

 漫画家東村アキコ氏の累計発行部数440万部以上の同名コミックをドラマ化。10年には同局でアニメ化され、14年には能年玲奈主演で映画化もされている。ドラマ「海月姫」は芳根京子(20)主演で、「女の子は誰だってお姫様になれる」がテーマ。クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知り、新しい自分、新しい生き方を見つけていく姿を、ギャグを交えて描く、新感覚の“シンデレラ・コメディー”だ。

 29日のあらすじは、月海(芳根京子)はクラゲのドレスを作ろうと言いだした蔵之介(瀬戸康史)を信じられずにいた。しかし、彼は本気だった。早速、月海の部屋で図鑑を見てドレスのデザインをスケッチし始める蔵之介。そんな蔵之介に月海は自分が描いたクラゲのデッサンを見せる。その後、蔵之介が家に帰ると修(工藤阿須加)が部屋を訪ねてきた。修は月海と交際させると言った約束がまだ有効かと蔵之介に問う。すると蔵之介は月海に声をかけると請け負う。「天水館」に行った蔵之介は修とデートをするように月海に告げるが、修と翔子(泉里香)が交際していると思っている月海は断る。