歌手高橋真梨子が6日、69歳を迎え、誕生日イベントを都内で行った。

 ソロに転向するまで、約5年にわたってボーカルを務めたグループ「ペドロ&カプリシャス」の当時の一部メンバーが40年ぶりに再集結。一夜限りのステージ共演で誕生日に花を添えた。

 高橋の夫でフルートなどを担当するヘンリー広瀬、リーダーで高橋をスカウトしたペドロ梅村、そして古城マサミと鈴木ウータン正夫が、大ヒット曲「ジョニィへの伝言」「別れの朝」「陽かげりの街」を演奏。全員が現役のミュージシャンでもあり、40年前と変わらぬサウンドで会場を盛り上げた。

 イベント終盤では、高橋が「私から皆さんへのプレゼント」だとして、現在制作中のアルバムの収録曲「雲母の波」を初歌唱。新旧織り交ぜた歌唱で、時を経ても色あせない魅力をファンにアピールした。

 10日にはレコードデビュー45周年を迎え、6月からは、40年連続となる全国ソロツアーをスタートさせる。「これからも1秒1秒をかみしめて歌っていきます。ヘンリーさんと少しでも長くステージをやりたいと思います」。

 希代の歌姫は、夫との二人三脚でこれからも歌い続けていく。