米歌手マライア・キャリー(47)が、「グラミー賞なんて、正直言って、どうでもいいわ」と米V誌の取材で語った。「音楽業界では、グラミー賞を狙おうと思ったら、夏にはシングルを発表して、それから締め切りまでにアルバムも出さないといけない。私はもう5回もグラミー賞をもらっているわ。キュートでしょ。でも私の半分しかこの業界にいないのに倍の数を受賞している人だっている。私はデビューした年にグラミー賞を2つ受賞したけど、その後はレコードがたくさん売れている人気のあるアーティストではなく、その逆の人にあげるようになったの。でも、苦々しくは思わないわ。私は私だから」とキャリー。また、ディーヴァと呼ばれていることに対しても、「ディーヴァっていうのが、いつも私に付きまとっているのよ。今日だってランジェリーを着てインタビューを受けているけど、なんで着心地の悪い服を着ないといけないの?私はこれが好きなのよ」とマライア節さく裂で、ファンを驚かせた。

 そんなキャリーだが、インタビューでは新アルバムを制作中であることも明かしている。歌手ビヨンセの夫ジェイ・Zのレコードレーベル、ロック・ネイションからリリースする予定で、ミーティングを行ってアイデアを出し合っていると語っている。気になる発売時期については、「グラミーにノミネートされるためのデッドラインは気にしていない」と語っていることから、現時点では未定のようだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)