フジテレビ系月9ドラマ「海月姫」(月曜午後9時)の19日第10回、最終回の平均視聴率が5・8%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は8・6%、2回目は6・9%、3回目は5・9%、4回目は7・5%、5回目は5・3%、6回目は5・0%、7回目は4・9%、8回目は5・0%、9回目は6・0%だった。

 「海月姫」は漫画家東村アキコ氏の累計発行部数440万部以上の同名コミックをドラマ化。10年には同局でアニメ化され、14年には能年玲奈主演で映画化もされている。ドラマ「海月姫」は芳根京子(20)主演で、「女の子は誰だってお姫様になれる」がテーマ。クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知り、新しい自分、新しい生き方を見つけていく姿を、ギャグを交えて描く、新感覚の“シンデレラ・コメディー”だ。

 19日のあらすじは、預かったクラゲの飼育方法を聞くため、漫画喫茶で過ごしている月海(芳根京子)のもとを蔵之介(瀬戸康史)が訪ねてくる。すると、ジジ様(木南晴夏)、ばんばさん(松井玲奈)らが現れた。“尼~ず”卒業と言いつつも、結局みんな一緒にいることに蔵之介はあきれる。その後、蔵之介は月海とともに「天水館」にクラゲの飼育道具を取りにいく。そのころ鯉淵家では、修(工藤阿須加)が月海にプロポーズしたことを花森(要潤)に報告していた。一方、再開発計画の見直しを知った翔子(泉里香)らは慶一郎(北大路欣也)に事実確認に行く。

 名バイプレーヤーの滝藤賢一がスペシャルゲストで、最終回を盛り上げる体当たりで芝居に臨んだ。