タレント桜井日奈子(20)が21日、都内で初主演映画「ママレード・ボーイ」(広木隆一監督、4月27日公開)の完成披露イベントに出席した。

 92年から連載が始まり、累計1000万部突破の人気少女漫画が、26年たって初めて実写化された。桜井演じる光希は両親が離婚し、離婚した別の夫婦とパートナー交換したことをきっかけに、相手夫婦の一人息子の遊(吉沢亮)と内緒の恋愛を育むラブストーリー。桜井と吉沢は撮影以外でも意気投合したようで、谷原章介(45)は撮影時間以外の2人の目撃談を暴露した。「ソファに座ってる2人を見ると、変に親になった気分で、『何だあの2人は! けしからんな』と思ったりする。でも応援したい2人なんです」。中山美穂(48)も「私もこの映画に参加させていただいているけど、2人を見て映画を見ている気分でした」と、2人にほほえましい視線を向けた。

 吉沢は桜井について「『人類じゃない』感というか、精霊感がある。雰囲気は妖精で、中身は人間。現場でもずっと笑わせていただいて、かわいらしなと思う瞬間がたくさんあった」と、桜井が持つ不思議な雰囲気のとりこになった様子。桜井が「服が…(妖精っぽい)ですかね?」と天然ボケで返すと、場内は爆笑に包まれた。

 ところが、5つの質問で恋愛のタイプを探る心理テストでは、桜井がそっけない答えを連発した。「激辛タバスコのドSタイプ」と診断されると、「えー、そんなことないです。ドSじゃないです。どっちかというと…」と言ったところで口をつぐみ、再び笑いに包まれた。

 ほか檀れい、筒井道隆、佐藤大樹、佐藤大樹、優希美青、広木監督が登壇した。