演歌歌手山内恵介(34)と南野陽子(50)が5日、都内で、「山内恵介 東京・明治座初座長公演」(8月5~15日)の会見を行った。

 公演は2部構成。1部は売れない小説家を演じる山内が1963年にタイムスリップし、高校3年生だった父の体になってしまったことから始まる現代劇を上演する。マドンナ役の南野は劇中では着用しないものの、ポスター撮影では学生服姿の山内に合わせ、大ヒットした主演ドラマ「スケバン刑事2」をほうふつとさせるセーラー服姿で臨んだ。初披露されたポスターを見た南野は「恥ずかしいですね」とうつむいた。

 山内は南野について「雲の上の人。心強いです。出てくれるなんて、大変なことですよ。大成功は間違いないと確信しました」と初共演を大喜び。ポスターについては「僕もヨーヨー持って(南野演じるスケバン刑事の決めゼリフだった)『なめたらあかんぜよ!』と言ってました。このポスター、マニアにはたまらないですよ。ぜいたくですよ。売ったらすごい売れるのでは。黒字を目指しているので」と、座長らしい“計算”も口にした。