女優葵わかな(19)が21日、大阪市内で行われたNHK連続テレビ小説「わろてんか」のオフラインミーティングに出席した。作品ファンと出演者、番組制作スタッフらが交流し、同ドラマのエピソードや舞台裏などを明かされた。

 ヒロイン・てん役を務めた葵はサプライズゲストとして登場し「きょうここに来られるとは思っていなかった。たまたまスケジュールがここだけ空き、『わろてんか』に呼ばれているな、運命なんだなと思った」とあいさつ。

 ヒロイン役に決まったときのことを「本当にたくさんの人から『ヒロインは大変だよ』とばかり言われた。それならば逆に『大変じゃない』と思えるようにしようと思い、『大変だ』と言わないようにした」と振り返った。

 約10カ月に及んだ撮影を終えて「難しいことも苦悩もあったけど、いま振り返って本当にいい経験をさせてもらった。役者としてだけではなく、1人の人間として、いい出会い、いい経験をさせてもらました」と感謝した。

 きょう21日午後8時からはNHK BSプレミアムで「わろてんか」のスピンオフドラマ「ラブ&マンザイ~LOVE&MANZAI~」が放送される。ドラマ本編の裏側で起きていた知られざる「愛と笑い」を4話のオムニバス形式で描く。葵も最終話「勘当のフィナーレ」に出演している。