関ジャニ∞の渋谷すばる(36)が、グループ脱退と退所するジャニーズ事務所への思いや、今年夏から始まる5大ドームツアーに不参加となった経緯などを明かした

 渋谷は21日深夜に放送されたラジオ番組、FM NACK5「関ジャニ∞渋谷すばるのスパラジ」に出演。この日の放送は15日にメンバーと行った会見の翌日に収録された。冒頭で「急な一方的なお知らせになってしまって本当にただただ申し訳ない」と謝罪した。

 海外で音楽を学ぶため、年内いっぱいでグループを脱退し、事務所も退所する。7月から始まるツアーへの不参加も発表されたが、「自分がこの(脱退の)決断をして、メンバーに伝えたとき、すでにベストアルバムの制作、ツアーの準備も始まっていたので、それに関しては最後まで責任を持ってやると伝えた」と、ツアーへの参加の意思は示していたことを明かした。

 しかしその後、渋谷とメンバー、渋谷を除くメンバーと事務所スタッフと話し合いが持たれた様子。メンバー間やメンバーと事務所スタッフの話し合いについて、「何を話されたかはわからない」というが、「ジャニーズのタレントにしかわからない気持ちがたくさんあって、6人が出した結論の思いというのが痛いほどわかる」と、決断を迫られていたメンバーを思いやった。

 ツアーには渋谷が参加せず、6人で臨むという結論に達したことに、「7人でステージ立つことがエイター(=ファン)にとってはいいかもしれないけど、残された6人は関ジャニを続けていかなあかんし、守っていかなきゃいけない。だから、今だけが良ければいいというわけじゃない」と葛藤があったとし、「この段階から6人での体制を作っていかないといけない」といい、「僕と6人と事務所で出した結論です」と説明した。

 最後に「(決断を)受け止めていただき、どうかこれからの6人の関ジャニ∞というものを応援していただけたら、こんなにうれしいことはない」とファンに呼びかけた。